
人材採用
2023.06.16
日本企業の人手不足は年々深刻化していますが、ものづくり産業においても同様に人手不足が大きな経営課題の一つとなっています。
ものづくりに関わる中小企業では特に人材不足の問題が顕著に表れています。
ものづくり産業における大企業の一番の課題が「価格競争の激化」に対し、中小企業では「人材の育成・能力開発」「人材不足」など人に関わる事柄が一番の課題となっています。(※1)
出典:経済産業省「2020年版ものづくり白書」(※1)
優秀な人材は企業の成長や発展には必要不可欠な存在。今後企業が生き残るためには自社にマッチした優秀な人材の確保だけではなく育成・定着までトータル的な計画が重要課題となるでしょう。
しかし、実際のところものづくり産業に携わる中小企業の経営者様からは次のような声が多く寄せられています。
「募集をしても希望する人材の応募がない」
「面接や内定を辞退されてしまう」
「せっかく採用したのに社員が定着しない」
「社員教育をしたいが方法が分からない」
「社員育成や定着に関して専門家に相談したい」
どうやら理想的な人材採用・育成には程遠い状況のようです。このような課題を抱えている企業様は今までの採用方法を見直してみてはいかがでしょうか?
東京都内には日本を代表するような高い技術力を持ち、世界的にも高評価を得ているものづくり企業が多数集まっています。
東京都ではコロナ禍や少子高齢化など様々な影響により人材不足が深刻化しているものづくりに関わる中小企業の人材確保を支援するために、新たな取り組みとして「ものづくり産業人材確保支援事業」を実施しています。
この事業では、ものづくり分野に興味があり、早期の正規雇用を希望する求職者を企業にご紹介します。
求職者には事前にキャリアカウンセリングやセミナーなどのビジネス研修を実施、希望する企業の見学後に一か月のチャレンジ就労を設定しているため、採用のミスマッチの不安も軽減されます。
自社にマッチした人材の確保・定着を目指す企業様にとってメリットのある公共事業と言えるでしょう。
思うように人材確保が進まないと悩んでいる担当者様、採用プロセスを変えることが課題解決のカギになるかもしれません。
東京都内に事業所があるものづくりに携わる中小企業様、人材に関する課題解決のためにこちらの事業を活用してみてはいかがでしょうか?
⇒「ものづくり産業人材確保支援事業」の詳細はこちらからご覧ください。