DX

2022-06-06

サイバーセキュリティ対策は万全ですか?

DX化で必要なセキュリティ対策と実態

新型コロナウイルス感染症の影響により、私たちの生活様式は大きく変化してきました。仕事においてもリモートワークが導入され在宅勤務が一般化、会社に出社する日が大幅に減るなど働き方も劇的に変わってきました。そのようななかで「業務の効率化」「新しいビジネスの創出」「AI普及・発展」など社会全体におけるDX化が加速しています。

DX化が加速されるとサイバーセキュリティ対策の重要性も同時に高まります。ところが、中小企業においては本来DX化と両輪であるべきサイバーセキリティ対策の整備が追いついていない状態にあるのです。


中小企業におけるセキュリティ対策の課題点

では、日本の中小企業におけるセキュリティ対策はなぜ進まないのでしょうか?

実は「セキュリティ機器を備えていて、セキュリティに関する方針や体制を整えている」という中小企業は多くあるのですが「どのように運用したらよいか分からない」「対策に手が回らない」などという理由からサイバーセキュリティ対策が進んでいない、止まっている企業が多数存在しています。

サイバー攻撃がますます巧妙化し多様化している今、中小企業であってもサイバー攻撃の標的となる時代なのです。自社の大切な情報や信用・ビジネスの機会が失われる前にしっかりとサイバーセキュリティ対策を行う必要があります。



令和4年度中小企業サイバーセキュリティ対策継続支援事業

東京都では中小企業を対象にサイバーセキュリティ対策支援事業を実施してきました。「令和4年度中小企業サイバーセキュリティ対策継続支援事業」は継続的にセキュリティ対策を行えるようになることで、東京都の中小企業全体の体制を強化することを目的としています。

この事業では一定程度のセキュリティ機器を導入し、情報セキュリティポリシーを整備している中小企業を対象に、セミナー・ワークショップや専門家派遣を実施。自社独自に対策ができるようにサイバーセキュリティ対策の中核社員育成を支援します。


「4つの取り組み」で継続的なセキュリティ対策をサポート

東京都が行う「令和4年度中小企業サイバーセキュリティ対策継続支援事業」は「どのように運用したらよいか分からない」などという課題を抱えている中小企業を「4つの取り組み」でサポートします。

①経験が豊富な講師によるセミナーの開催

自社で独自にセキュリティ対策を行う際に生じる疑問を解決に導く実践的な知識やノウハウを講義形式でお伝えします。

②企業同士のディスカッションにより知見が広がるワークショップを実施

各企業が抱える課題を一緒に解決に導くように考えるワークショップを実施。様々な課題を共有することで知識が広がります。

③参加者同士のネットワーク形成を支援

参加者間のコミュニケーションが活発に行えるようにサポート。SNSで学習の成果やプロセスなどの情報をシェアしてセキュリティノウハウを高め合える環境を提供します。

④問題解決のために専門家を派遣

参加企業へ専門家を派遣し企業が抱えている問題を解決に導きます。また社内体制構築へのサポートも行います。


セキュリティ対策についてご検討の方は、ぜひ当事業を活用してみてはいかがでしょうか。

⇒「令和4年度中小企業サイバーセキュリティ対策継続支援事業」の詳細はこちらからご覧ください。

中小企業ソリューションナビ運営事務局

監修者

中小企業ソリューションナビ運営事務局